ドイツのクリスマスマーケット巡り・準備編。都市決め、移動手段、宿泊先決定から両替の方法まで。
もう既に前回のクリスマスより次回の方が近い時期ですが、今からクリスマスの話をたくさんしますよ。
これから、冬の旅行を検討している方にオススメすぎるドイツのクリスマスマーケット巡りについて記事を書いていこうと思います!
去る2018年の12月14日〜24日、8泊11日でドイツ7都市のクリスマスマーケットを巡る女2人旅を決行しました。
この友達、サイさん(仮名)と呼びます。高校時代からの親友です。悪友というか・・・。
彼女の説明はとりあえずおいておくとして、ドイツのクリスマスマーケットについて、都市決めや交通手段、両替方法などをこの記事では書いていきたいと思います。
旅行って準備期間が一番楽しいよねってところから始めていきましょ。
- ドイツのクリスマスマーケットって?
- どこに行こう?行くなら、有名な都市がいいよね。
- どうやって移動しよう?電車が安い!(レイルパスの買い方)
- どこに泊まろう?安ければ、ある程度のことは我慢できる。
- ユーロへの両替はどうする?日本で両替した方が圧倒的にお得。
ドイツのクリスマスマーケットって?
まず大前提として、クリスマスマーケットとは。
”夜が長く天気の悪い冬のドイツの呼び物として定着している。”・・・。(確かに天気は悪かったけど)
日本でも、赤レンガ倉庫やスカイツリーの辺りで開催されていたりするので、最近は結構馴染みのあるものかもしれません。
何を隠そう、わたし、クリスマスが大好きなのです。別にクリスチャンであるとかではないけれど、雰囲気がすごく好き。
イルミネーションとかも好きで、寒い中で暖かい光をキラキラ見つめているのがもう本当に好き。
許されるなら、ずっとツリーとかアドベントカレンダーを飾っておきたいもの。
クリスマスマーケット(ドイツ語ではWeihnachtsmarkt:ヴァイナハツ・マルクト)は、クリスマスまでの間で行われるので、大体11月末〜12月22日くらいまで。
注意したいのは、クリスマスイヴならびにクリスマス当日は、祝日としてほぼお店が開いていない点と、日曜日もあまりお店はやっていないところですね。
よし、行こう!と決めてから航空券を探してみたのですが、意外にもこの期間オフシーズンらしく、とてもお安く行けました。7万くらい。
移動時間でいうと、北京で1回乗り換え(Air China)で、待ち時間含めて片道16時間くらい。実際の距離を考えると意外に早い印象でした。
どこに行こう?行くなら、有名な都市がいいよね。
クリスマスマーケットに行くぞー!と決めたはいいものの、さてどの都市に行けば良いのやら。と思って参考にしたサイト様がこちら。
ドイツのクリスマスマーケットツアー|ドイツ海外旅行・ツアー|海外旅行のSTW
とりあえず有名どころに行ったらよくない?という安易な考えで(この2人、雑です。基本的に楽して生きていきたい人たちです)ちょっと遠いハンブルクを除く8都市に仮決定。
各都市の特徴はこちら。
・ニュルンベルク:世界一有名なクリスマスマーケット
・ローテンブルク:日本人に大人気のおとぎの街
・シュトゥットガルト:世界最大のクリスマスマーケット
・フランクフルト:世界で1番綺麗なクリスマスマーケット
・ケルン:大聖堂
・ベルリン:世界最多のクリスマスマーケット
・ドレスデン:世界最古のクリスマスマーケット
・ミュンヘン:市庁舎前の巨大なツリー
8泊の予定で航空券を取っているので、毎日移動する計算です。活動的。
ただインフルエンザも怖かったし、風邪とか体調不良も考慮に入れて、もし辛くなったら休みながら行こうね、と話していました。
結論から言うと2人共(食べ過ぎによる胃もたれは除き)元気に旅を終えたので良かったのですが。
この旅の目的は「クリスマスマーケット巡り」だったので、他の各地ならではの観光地は余った体力で行こう、というラフな感じでした。
上でも触れた通り、いろんな場所でお休みの多い土日にクリスマスマーケットが開かれているのかのリサーチは必要です。
有名なクリスマスマーケットは、各都市でHPを持っていることが多いので、実施日時を確認しておきましょう!
どうやって移動しよう?電車が安い!(レイルパスの買い方)
上で航空券がオフシーズンで安かったと言いましたが、電車も安くなるキャンペーン中でした。
ちょうどドイツ人の知り合いから「ツインパス(twin pass)」って言うのがあるよ!と教えてもらって、ジャーマンレイルパス(German Rail Pass)を公式サイトから購入しました。
German Rail Pass: Unlimited rail travel across Germany
ドイツの国鉄であるドイチュバーン(Deutsche Bahn)のサイト。
もし日本語の方が安心するって場合には、旅行代理店とかでも買えるみたいですが、手数料分少し高いと思います。
注意点として、公式サイトで買う場合には郵送されてくるまでの日数も考慮された方がいいかと。私はぎりっぎりだったので、すごくハラハラしまして、もし届かなかったらどうしようとサポートセンターにメールしました。
ドイツ人は冷たいとか、ホスピタリティがないとかよく聞きますが、このメールに返信をくれた方がすごい優しくて。なかなかの長文で「もうプロセスが始まっているから変更できないけど、もし届かなかったら申し訳ないけどドイツで買って下さい。それから、両方のオリジナルを送付してね(片方は返金するって意味)」って書かれてました。や、やさしいー!今度から余裕もって動きますね・・・。
結局2日前くらいにちゃんと到着して、ダブルで買う羽目にはなりませんでした。ありがとう、どいちゅばーん・・・。
レイルパスには2人分の名前とパスポートが記載されてきます。このままだと使用できないので、バリデーション(有効化)する必要がありますが、それについてはミュンヘン空港編で。
さて、このドイツ国鉄さん、ドイツ人も複雑すぎてわからんと匙を投げるくらい、色んな料金システムがあるそうです。
早割とか、年齢別の割引とか・・・具体的には探しきれなかったのですが、私たちの旅行程的にはツインパスが一番お得だったと思います。
ちなみに色んなオプションが選べる中で私たちが選択したのは「フレキシータイプ(7日間)」です。
・・・あれ?私たち、8都市周るのに、7日じゃ足りなくない?
ということで、泣く泣く1都市削ることに。君に決めた、フランクフルト!(←ドイツ人の意見を聞いた結果)
飛行機がミュンヘン空港発着だったので、ミュンヘン→ニュルンベルク→ローテンブルク→シュトゥットガルト→ケルン→ベルリン→ドレスデン→ミュンヘン、という周り順に決定。
フレキシータイプにしたのは、ベルリンで2泊するためです。
どこに泊まろう?安ければ、ある程度のことは我慢できる。
雑な2人ですので、「泊まるところどうしようか?」「安くて駅に近いところでいいじゃん?」という意見で一致。
予約に使用したのは世界的に有名なBooking.comです。
日程決定の際にも話し合いましたが、「体調が悪い場合には移動しない」というリスクヘッジのため、キャンセルが前日まで無料というホテルに限って検索。
ドイツは部屋での料金になるので、2人で泊まる場合には単純に2で割る感じです。1番安いところで1人5千円切る感じのお部屋もありました。この辺りも各都市の記事で。
※他のきちんとした女子たちは荷物にドライヤーを入れて行くかと思うのでいらない情報かもしれませんが、もし私たちのように雑な場合には、ホテルにドライヤーがあるかどうかだけ確認しておいた方がいいかも。
びっしゃびっしゃで寝て翌日髪が爆発する羽目になります。(私の話)
ユーロへの両替はどうする?日本で両替した方が圧倒的にお得。
さて、航空券も電車のチケットも取ったことだし、もうやることはないね!と満足しそうですが、まだやることがあります。
私たちが目的としているクリスマスマーケットでは、クレジットカードやApple payなんて使用できません。そうです、現金オンリーです。
旅行当時は若干円高でしたが、ドイツ国内で日本円からユーロを買うよりも、日本で両替をした方がレートが良いそう。
色々検討した結果、以下の会社さんを利用してみることにしました。
サイトでいくら交換するのかを申し込み、日本郵便が家まで来てその場でお金のやり取りができるというシステムです。
毎日、少しずつ変化するレートですので、半月程眺めて、ここだ!というタイミングで申し込みました。
12月11日(8日申し込み)というかなりギリギリの取引で、131.93というレートでした。
9月15日現在、123円前後なので大分安くなりましたね。
さて、いくら両替するのか問題ですが。
私たちの場合、クリスマスマーケットを巡りそこでご飯も食べる算段でしたので、食費は概算で1日50EURx8日=400EURx2人=800EUR。
他、主に使うであろうホテル費用はクレジットカードでも支払えるし、電車代はパスがある(適用外の場所へはそんなに行かない)という前提でカウントせず。
あとはお土産代(おこづかい)みたいな感じで200EURx2人=400EUR。
2人合わせて1,200EURもあれば(当時日本円で16万前後)いいんじゃ?という結論に至りました。
結果、クレジットカードとの併用で紙幣は普通に余り、次回のEUR圏内の旅行へと保存している感じです。
両替金額が決まったら、サイトの申し込み時にいくらの紙幣が何枚必要なのかを入力します。
おまかせという手もありますが、基本的に100EUR紙幣が扱いにくいため、50EUR紙幣16枚、20EUR紙幣20枚という内訳にしました。
20EUR紙幣の使用頻度が高い(主に屋台での支払いメインだった)ので、大体正解の分け方だったかな、と感じました。
はい。準備として色々書いてきましたが、少し長くなってしまったので準備編はこの辺で切り上げます。
持ち物の話とかは、各都市の記事で触れられたらいいかな、と思っております!